電気・電子系技術者が備えている実力を客観的に把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(過去のサンプル問題や出題範囲などE検定の詳細はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問54は「実装」の分野から、水晶振動子の等価回路を知る問題である。 

 水晶振動子は、加工方法や保持方法、形状寸法、そしてパッケージ形状によって、L、C、Rが付加される。何がどのように付加されるかを知ることで、より精度の高い水晶振動子の使用方法を知ることができる。この問題は、3段階あるE検定の難易度のうち中間の「概念の応用能力」であるレベル2、正答率は18.8%である。


【問54】
 水晶振動子の等価回路はどれか。

[画像のクリックで拡大表示]