電気・電子系技術者が備えている実力を客観的に把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(過去のサンプル問題や出題範囲などE検定の詳細はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問52は「電磁気」の分野から、クーロンの法則を知る問題である。

  2つの帯電している点電荷には4つの法則が成り立つ。それらをまとめてクーロンの法則と呼ぶ。クーロンの法則は電磁気の基本的な概念で、これを知ることにより点電荷の基本的な振る舞いを理解することができる。この問題は、3段階あるE検定の難易度のうち中間の「概念の応用能力」であるレベル2、正答率は60.4%である。


【問52】
の2つの帯電している点電荷が距離rを隔てているとき、2つの電荷に働くクーロン力Fを表す式はどれか。媒質は真空とする。式にあるは真空の誘電率を示す。