電気・電子系技術者が備えている実力を客観的に把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(過去のサンプル問題や出題範囲などE検定の詳細はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問50は「電気回路」の分野から、回路定理である「重ねの理」を用いて回路の電流値を求める問題である。

 電気回路において、回路定理である「重ねの理」を理解することにより、複数の起電力を持った回路の電流値を計算することができるようになる。この問題は、3段階あるE検定の難易度のうち中間の「概念の応用能力」であるレベル2、正答率は47.9%である。


【問50】
 図の回路の電流Iは何[μA]か。

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