電気・電子系技術者が備えている実力を客観的に把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(過去のサンプル問題や出題範囲などE検定の詳細はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問39は「電気回路」の分野から、キルヒホッフの第2法則を用いて合成抵抗を求める問題である。電気回路において、キルヒホッフの第2法則を理解することにより、オームの法則のみでは解けない複雑な合成抵抗を求めることができるようになる。この問題は、3段階あるE検定の難易度のうち中間の「概念の応用能力」であるレベル2、正答率は50.0%である。


【問39】
図の回路でR=10[kΩ]のとき、AB間の合成抵抗は何[kΩ]か。

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