半導体のように高度な電子部品を扱うには、信頼性に関する理解が欠かせません。「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」で出題される問題例を紹介する本連載の問90では、信頼性設計の分野からLSI(大規模集積回路)の「故障率」を求める問題を取り上げます。これまでの正答率は79.2%。約8割の電気・電子技術者が理解している故障率ですが、あなたは正しく理解できていますか? この問題でチェックしてみましょう。

【分野】 信頼性設計

【レベル】 概念の応用能力(レベル2)

【正答率】 79.2%


【問90】
10000個のLSIが稼動している状態から2000時間後に稼動しているLSIを調べると9850個であった。この時の故障率は何[%/h]か。

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