精神科領域で医療機関にかかることに対する敷居の高さ。これを解消するために、ゲームを使って手軽に心理ケアを受けてもらう。そんな狙いでHIKARI Labが提供しているのが、RPGゲーム「SPARX」だ。認知の歪みを修正し、問題解決を助ける認知行動療法を学ぶことができるゲームである。
SPARXは、もともとニュージーランドのオークランド大学で開発されたゲームをHIKARI Labが日本用に手を施したもの。2016年5月に国内での提供を開始した。
心理ケアを提供するツールとしてなぜゲームに着目したのか。その理由を、同社 代表取締役の清水あやこ氏に聞いた。
(聞き手は伊藤瑳恵=日経デジタルヘルス)