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HOMEエネルギー再エネ蓄電池プロジェクト最前線 > 南相馬に稼働した40MWhの巨大蓄電池、運用の現場

再エネ蓄電池プロジェクト最前線

南相馬に稼働した40MWhの巨大蓄電池、運用の現場

福島に50MW分の「優先接続可能枠」を創出

  • 金子憲治=日経BPクリーンテック研究所
  • 2016/08/10 00:00
  • 1/7ページ

 東北電力の南相馬変電所は、福島県南相馬市の南端に位置し、東京電力・福島第一原子力発電所から十数キロほどの距離になる。周辺の除染は終了し、復興に向け動き出したが、数km先は、依然、居住制限区域になっており、人影はほとんどない。こうしたなかにあって、変電所内では、避難地域の復興を、再生可能エネルギーの普及促進を通じて支援する準備が、着々と進んでいる。

避難解除地区へのメガソーラー建設を支援

 東北電力は2016年2月、南相馬変電所に、容量40MWh、出力40MWの大容量蓄電池システムを設置して、営業運転を開始した(図1)。一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会の公募した「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」の採択を受け、2015年5月から設置工事を進めていたものだ。

図1●南相馬変電所に設置した40MWhの大容量Liイオン蓄電池
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

 現在、福島第一原発周辺の居住制限区域や避難解除準備区域では、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設計画が続々と動き出している。

 今後、避難指示が解除されることを睨み、メガソーラーを復興の足掛かりにするためだ。南相馬変電所の大容量蓄電池は、こうした避難解除区域などに設置する再生可能エネルギーの系統接続を後押しすることになる。

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