保管時の雨対策にも留意

 乗用型の草刈機は、耐久性などから、償却期間が5年となっている。農家による採用では、買い替え期間に主に二つのパターンがあるという。5年の償却期間を越えて使い続け、約7年間程度で買い替える場合と、中古機のリサイクル市場を活用し、2~3年間のサイクルで買い換える場合に分かれる。

 太陽光発電所での使用では、管理上の注意として、「野ざらしで保管しないこと」を挙げている。

 太陽光発電所は、倉庫などはまず備えていない。発電所内で保管する場合、雨避け用のシートなどを被せるのが望ましく、さらに、例えば、太陽光パネルの下など、雨が直接、当たらないような場所に保管して欲しいという。

 また、住宅地などに隣接する発電所の場合、石の飛散のほか、ガソリンエンジンの駆動音や雑草を刃で刈る際に生じる切断音が騒音となる可能性がある。こうした点にも留意する必要がある。