そこで2013年に、水上太陽光向けにフロートの開発を開始し、2015年に販売し始めた。

 加東市の案件のほか、大阪府、茨城県、福島県、シンガポールなど、稼働済みの納入先は約10カ所・合計約5MWとなっている。

 大阪府岸和田市の水上に設置した約1MWのメガソーラーも、タキロンエンジニアリング製のフロートを採用した(図2)。大和ハウス工業の子会社である大和リース(大阪市中央区)が発電事業者となり、大和ハウスがEPCサービスを担当し、2015年8月に売電を開始した(関連ニュース)。

図2●大阪府岸和田市にある「傍示池(ほうじいけ)」の水上に設置
図2●大阪府岸和田市にある「傍示池(ほうじいけ)」の水上に設置
出力約1MWの「DREAM Solarフロート1号@神於山(こうのやま)」(出所:大和リース)
[画像のクリックで拡大表示]