11月半ばの日曜日、東京・日本橋において「デジタルヘルスコネクト」の成果発表会が開催された(2015年11月15日)。デジタルヘルスコネクトは、インフォコムが中心となり運営するプロジェクトで、ITを通して医療・ヘルスケア分野の新たなビジネスモデルの創出やイノベーションの誘発を目指している。

 今回の成果発表は2015年6月から進めてきた、ヘルスケアアプリやサービス創出が目的の「アクセラレータープログラム」に基づいたもの(関連記事)。選出された6チームが、この日に向けて具体的なビジネスプランやマネタイズ、実現に向けた課題と解決策などを練り上げ、それぞれ6分間のピッチトークを行なった。

アイデアを披露した6人の登壇者
アイデアを披露した6人の登壇者
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 6チームの提案内容は次の通り。

・「減塩コーチングサービス」 エスケア 根本雅祥氏
・「Walk Pattern Monitoring Device」 One Up 小堀理一氏
・「肺高血圧症対象 遠隔診療サポートサービス」 医薬情報ネット 井村佳恵氏
・「睡眠習慣改善『ふわモコ』」 チーム ふわモコ 味香聡氏
・「スマートインソールサービス」 フューブライト・コミュニケーションズ 吉村英樹氏
・「眠れないを改善するために」 チームSleepeer 土井貴仁氏

 これら6チームの提案内容を順に紹介していこう。そして、最優秀賞に選ばれたのは…。