• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

お薦めトピック

デンマークの介護事情、人と機械の役割を明確に分担

MT ヘルスケアデザイン研究所の阿久津所長が紹介

2016/08/18 11:30
宮川 泰明=スプール
講演する阿久津靖子氏
クリックすると拡大した画像が開きます

 デンマークでは今、ICTに力を入れており、先進的な介護への取り組みを行っている――。MT ヘルスケアデザイン研究所所長の阿久津靖子氏は、「Digital Aging Meetup -海外先進事例と国内の取組紹介と2つのAgingスタートアップピッチコンテスト-」(2016年7月6日)に登壇し、デンマークの介護事情を紹介した。

 阿久津氏はオーデンセという都市にあるケアセンター「Plejecenter Svovlhatten」を例に、最新の現場を紹介した。Plejecenter Svovlhattenは認知症の患者が入居する施設。特徴は、介護される側だけでなく、介護する側も守るという制度だ。介護士は人がする必要のある仕事だけをし、それ以外は機械を使うという考え方が基幹にある。例えば、床掃除はロボットの仕事だ。

 これを端的に表している決まりがある。たとえ介護する相手が床に倒れていても、介護士は自分で抱えて起こしてはいけないという。介護を通して介護士が体を痛めてしまうのを防ぐためだ。代わりに、介助のための機械が施設内の至るところに設置されている。ベッドから起こして車いすに乗せるのにも備え付けのリフトを使う。

日経デジタルヘルス Special

記事ランキング