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「量子医療」への扉を開く

2016/07/29 04:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 「量子医学・量子医療という分野を開拓したい」――。前・大阪大学総長で、2016年4月に量子科学技術研究開発機構(QST:National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology)の理事長に就任した平野俊夫氏は、こう意気込みを語る。「分子生物学・分子生命科学に代わる量子生物学・量子生命科学という視点に立つことで、新しい画期的なことが分かってくる」(同氏)とにらむ。

量子科学技術研究開発機構のロゴを発表する平野氏
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 量子科学技術研究開発機構は、放射線医学総合研究所(放医研)と、日本原子力研究開発機構の量子ビーム部門および核融合部門を再編・統合して2016年4月に発足した、国立研究開発法人である。量子科学技術や、放射線の人体への影響および医学利用などに関する研究を担う。

 2016年7月27日、同機構は「第1回 記者懇談会」を東京都内で開催。理事長の平野氏が登壇し、434点の応募作品から選んだという同機構のロゴを発表するとともに、策定中の「QST未来戦略2016」の概要を説明した。

 平野氏は、免疫学の権威として知られる人物。畑違いの法人のトップ就任にはためらいを覚えたというが、「新しいものが生まれるのではないかというワクワク感から承諾した」(同氏)。同機構では「幅広いテーマに取り組んでいくが、キーワードは“量子”で通す」のが大方針だ。

日経デジタルヘルス Special

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