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ヘルスケアサービスがうまくいかないワケ

「標準解」「多様性」の視点からソニーCSLの桜田氏が語る

2017/03/31 08:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 「今、ヘルスケアのサービスで画期的に良いサービスは存在しないのではないか。これは、健常な状態に人を近づけようというサービスばかりになってしまい、“不健康は悪”という滞在的なプレッシャーがあるためではないだろうか」――。

ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL) シニアリサーチャー 理学博士で理化学研究所 科学技術ハブ推進本部 医科学イノベーションハブ推進プログラム 副プログラムディレクターの桜田一洋氏
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 ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL) シニアリサーチャー 理学博士で理化学研究所 科学技術ハブ推進本部 医科学イノベーションハブ推進プログラム 副プログラムディレクターの桜田一洋氏はこう話す。同氏は「けいはんなリサーチコンプレックス~i-Brain×ICT「超快適」スマート社会の創出 グローバルリサーチコンプレックス~オープニングシンポジウム-新たなビジネスチャンスを求めて!-」(主催:けいはんなリサーチコンプレックス)に登壇、多くのヘルスケアサービスが一人ひとりの違いを考慮せず、“健康”という標準解にもっていこうとしている現状を指摘した。

 桜田氏は、このままのヘルスケアでは幸せになれないと訴える。「なぜ肥満じゃダメなのか、心身や遺伝子がノーマルじゃなくてはいけないのか。ノーマルからずれている人をノーマルに戻そうとするからヘルスケアはうまくいかない」(同氏)。

 では、ヘルスケアに求められることは何なのか。桜田氏は「個人の多様性を認めること」だと話す。1つの標準解に収束させようとせずに、多様性を考慮したうえで健康や快適の在り方を支援していくべきというわけだ。まさに、「自立性や個性をもった“健康”の在り方こそが、“超快適”社会」と同氏は主張した。

日経デジタルヘルス Special

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