プロジェクトの本格始動は2018年春。それを見据えて、参加する企業や団体が2017年12月6日にそれぞれトライアルを実施した。
トライアルには、三菱地所や東京急行鉄道、キャスレーコンサルティング、福井県庁などが参加した。キャスレーコンサルティングでは椅子の代わりにバランスボールを使って業務を行い、福井県庁はデパートや靴屋に歩きやすい靴の特設コーナーの設置を呼び掛けるなど、各社が独自の工夫を凝らした取り組みを展開した。
このトライアルの舞台の一つとなったのが、医学を基礎とするまちづくりを推進する奈良県立医科大学MBT(Medicine Based Town)研究所である(関連記事)。