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JINSが仕掛ける「集中できる空間」を見てきた

ワーキングスペース「Think Lab」がオープン

2017/12/04 07:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 真っすぐ伸びる廊下は薄暗く、足を進めるほどに自然と気が引き締まる。光が差すエントランスから中に入ると、東京の街を眼下に望める厳かな空間が広がっていた――。

「Think Lab」から望める東京の街(画像提供:ジンズ)
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 ここは、東京・飯田橋にあるオフィスビルの29階にあるワーキングスペース「Think Lab」である。アイウエアブランド「JINS」を展開するジンズが、2017年12月1日にオープンした。

ジンズ 代表取締役社長の田中仁氏
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 Think Labは、オフィスの構造とさまざまなソリューションによって、集中できる環境を提供する。ソリューションを提供するパートナー企業は大塚製薬など18社が名を連ね、現在も増え続けているという。2017年11月30日に開催した内覧会に登場したジンズ 代表取締役社長の田中仁氏は「この取り組みに可能性を感じ、期待が高まっている。Think Labのあるべき姿を考えながらコンテンツを充実させていきたい」と話した。

ビル・ゲイツ氏も行う「Deep Think」

キャンサースキャン イノベーションディレクターで予防医学研究者の石川善樹氏
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 Think Labの監修を務めるキャンサースキャン イノベーションディレクターで予防医学研究者の石川善樹氏は、働き方改革には、無駄を省いて効率化すること、知的生産性を上げることの2つのアプローチがあると説く。Think Labは、後者の知的生産性を上げることに特化した空間を目指している。

 Think Labの発想は、「米Microsoft社の創業者であるビル・ゲイツ氏が毎年1週間実施している“Think Week”からヒントを得た」と石川氏は言う。これは、仕事をせずに読みたい本を読んだり考えたいことを考えたりする時間で、欧米のエグゼクティブの多くがこうした1人で集中できる時間を意識的に設けているという。

高野山にある高祖院で住職を務める飛鷹全法氏
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 このように、知的生産性を上げるためには、自分の知を深める「Deep Think」が重要だと石川氏は考えた。そこで、どのような環境がDeep Thinkに向いているのか模索し、高野山にある高祖院で住職を務める飛鷹全法氏との対話から寺社仏閣に目を付けた。脳科学的には、Deep Thinkするためにはストレスとリラックスが両立していることが必要と考えられており、日本の寺社仏閣はまさにそれを実現している場所だったのだ。

日経デジタルヘルス Special

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