凸版印刷は日本初となる健康診断の支払い専用プリペイドカード「からだ健診ギフトカード」の提供を2016年11月10日に開始した。プリペイドカードは三井住友カードが発行し、凸版印刷が事業を運営する。
健診用プリペイドカード誕生の背景には、2015年末に経済産業省が発表した健康診断受診時の「グレーゾーン解消制度」がある。この発表で、健康診断を受診した際にプリペイド式のギフトカードを決算手段に使用できることが明らかとなり、今回のプリペイドカード誕生に至った。
今回発表したからだ健診ギフトカードは、ドラッグストアで購入後、契約施設で実施するがん検診や各種人間ドックの支払いに利用できる。現在、関東・関西の1都2府8県の60施設と契約しており、同地域内のココカラファイン ヘルスケアおよび富士薬品が運営するドラッグストアでカードを購入することができる。運用地域は、「今後拡充していく」(2016年11月9日に開催された商品発表会に登壇した、凸版印刷 西日本事業本部 関西生活・産業事業部長の奥山卓二氏)という。