検査キット自体は富士フイルムが製造した。尿検査は郵送時の劣化を防ぐため、真空状態の採尿管で採取することで精度を担保する。医療機関で実施する検査と比較したところ、「同等の精度が得られた」とハルメク・ベンチャーズ 執行役員の松尾尚英氏は説明する。
おうちでドックの特徴の一つが、希望すれば、電話で検査結果に関して医師の説明を受けられるという点である。リスクチェックを行っても結果を正しく理解できなければ、行動変容につながらない。そこで、「医師が説明することで正しい理解を促す」(おうちでドック 契約ドクターである医師の中島侑子氏)狙いである。全ての年代に対応できるように「あえてアナログな電話を使用する」と松尾氏は言う。