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AIが人間を超える、その時医療は…

医師資格持つ気鋭の起業家が語る

2016/09/16 10:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 2045年、早ければ2030年ごろにも訪れるとされる、コンピューターの知能が人間に追いつき、追い越す時代。シンギュラリティ(技術的特異点)と呼ばれるこの時に向けて、人工知能(AI)の開発が加速している。AIが“人間越え”を果たす過程で、医療の世界にはどんな変化がもたらされるのか。

登壇した齊藤氏
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 その展望を、メニーコアプロセッサーやスーパーコンピューター(スパコン)分野の気鋭の起業家として知られ、PEZY Computing代表取締役社長などを務める齊藤元章氏が「JASIS 2016」(2016年9月7~9日、千葉・幕張メッセ)の特別講演で語った。「次世代人工知能と次世代スパコンが、医療と生命科学にもたらす破壊的革新の可能性」と題する講演だ。

 齊藤氏は放射線科医としての医師資格を持ち、医療用画像処理システムを手掛けるベンチャーを創業・経営した経験を持つ。同氏が2010年に立ち上げたPEZY Computingで最初に開発したのも、医療用画像診断装置向けのプロセッサーだった。同プロセッサーは、国内大手メーカーの超音波診断装置に採用された。

 その後、「無いものは自分たちで作る」をモットーに、液浸冷却と呼ぶ冷却方式を用いたスパコンを開発するベンチャーや、スパコン用の積層メモリーを開発するベンチャーなどを相次ぎ立ち上げてきた。そしてここにきて、新たに2つのベンチャーを設立した。1つは、人工知能専用のプロセッサー開発を手掛ける「Deep Insights」。もう1つが、日本人がん患者などの遺伝情報を解析し、診断・治療・創薬に活用するためのシステムを開発する「Infinite Curation」だ(関連記事)。

日経デジタルヘルス Special

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