「2019年末までに全国340施設導入を目指す」とMDV

メディカル・データ・ビジョンの岩崎氏
メディカル・データ・ビジョンの岩崎氏
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 MDVの代表取締役社長の岩崎博之氏は、カルテコは“カルテを患者に返す”ことに取り組んだサービスで、病名を患者が参照できる点が大きな特徴の1つだと説明。他の医療機関を受診した際に診療に役立つ情報が自分のカルテ庫にあることを強調した。

 これまでは「名古屋、愛媛の病院でエビデンスを得て、実運用のノウハウを確立してきた」(岩崎氏)が、今後は恵寿総合病院での運用実績を加え、年内に15病院への導入を予定しているという。さらに、「2019年末までに全国の二次医療圏に1施設、340施設への導入を目指す」(同氏)と大きな目標を掲げた。