「ロボットを、被介護者とのコミュニケーションツールとして使うことにはあまり賛成できない」——。2016年6月1日に有料老人ホーム「グッドタイム リビング 流山 弐番館 –おおたかの森-」をオープンするオリックス・リビングの入江徹氏(企画部 広報課長)はこう話す。テクノロジーの活用に消極的なわけでは決してない。

 同施設はむしろ、ロボット介護機器やICTを本格導入することを特徴とする。こうした技術の使い道に、同社なりのこだわりがあるのだ。5月27日のプレス内覧会で語ったその“こだわり”とは——。

グッドタイム リビング 流山 弐番館 -おおたかの森- 外観(写真提供:オリックス・リビング)
グッドタイム リビング 流山 弐番館 -おおたかの森- 外観(写真提供:オリックス・リビング)
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標準的な一人部屋イメージ図(写真提供:オリックス・リビング)
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