2月1日に開設した「ディーフェスタ溝の口」
2月1日に開設した「ディーフェスタ溝の口」
[画像のクリックで拡大表示]

 東京海上グループで介護事業を展開する東京海上日動ベターライフサービス(東京都渋谷区)は2016年2月1日、同社初のサービス付き高齢者向け住宅「ディーフェスタ(D-Festa)溝の口」(54戸)を川崎市高津区で開設した。

 月額利用料は家賃が7万円(21.5m2タイプ)、共益費が2万3000円、生活支援サービス費が3万2400円、食費が4万8600円など。事業主体は大和リビングマネジメント(東京都江東区)で、運営をベターライフが受託する形。

 近隣の機能強化型在宅療養支援診療所などと提携し医療対応を強化。さらに介護スタッフが医療・看護面での指示や判断が必要な場合、グループが運営する「メディカルコールセンター」に随時問い合わせて対応できるようにした。医師と看護職員が24時間365日常駐し、医療相談などに応じる法人向けサービスを活用したもの。今後、同様のモデルでサ高住の2棟目を千葉県で開設する計画だ。

 同社は今年7月に介護付き有料老人ホームを運営する東京海上日動サミュエル(横浜市港北区)と合併を予定。東京海上グループとして介護事業の成長を図る。