年に100MWのペースで増加

 日本で初めて系統に接続したのは、鹿児島県志布志市にある出力1.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)です。2014年9月に売電を開始しました(関連ニュース2)。

 その後、稼働済みの太陽光発電所は、2015年に9カ所・合計約16.7MWに増えました。現在は稼働済みが17カ所・合計約61.1MW、施工中が4カ所・約147MWとなっています。

 2014~15年に連系した9カ所は、931kW~2.6MWと比較的、小さな規模の発電所です(関連ニュース3同ニュース4)。2016年に入って、山口市の約24MW(関連ニュース5)、青森県上北郡六戸町の約10.2MW(同ニュース6)という大規模なプロジェクトが稼働しました。

 施工中の4カ所は、山口県美弥市の約55MW(関連ニュース7)、熊本県益城町の47MW(同ニュース8)、群馬県利根郡みなかみ町の約19MW、鳥取県大山町の約27.2MWといった大型案件となります。

 2017年末には、熊本県益城町の47MWが加わり、稼働済み発電所は、合計約100MWに達する予定です。

 その後、2020年まで毎年100MW程度のペースで増えていき、2020年には稼働済み案件の合計は、540MW近くに達する予定です。