• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエネルギーパワーエレクトロニクスメガソーラー・トラブルシューティング > ペンキのようにべったり、発電量を下げる水鳥のフン

メガソーラー・トラブルシューティング

ペンキのようにべったり、発電量を下げる水鳥のフン

冬は乾燥でさらに落ちにくく

  • 加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
  • 2017/09/07 05:00
  • 1/2ページ

 川や池、湖に近い太陽光発電所では、水鳥や渡り鳥が敷地内に飛来し、太陽光パネルの上に止まって休むことがある(図1)。

図1●太陽光パネル上に止まる水鳥
中部地域の地上設置型のメガソーラーの例。多くの太陽光パネルの上に、真っ白いフンが広く覆っている(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

 止まるだけなら発電事業への影響は少ないが、太陽光パネルの上に、大きなフンを落とすことがある。カラスやハトなどのフンに比べて、ひときわ広い範囲を、真っ白く覆ってしまう。

 まるで、ペンキをかけられたような状態になる。

 例えば、甲信越地方にある倉庫の屋根上を活用したあるメガソーラー(大規模太陽光発電所)の場合、冬になると出力が一定以下まで目に見えて下がる太陽光パネルが、急に増えてくる(図2)。

[画像のクリックで拡大表示]
図2●倉庫上の太陽光パネル上に止まる水鳥
甲信越地域のメガソーラーの例(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

 この原因は、水鳥や渡り鳥のフンによるものだった。太陽光パネルに異常が生じていないか調べたところ、他の季節に比べて、カバーガラス上の広い範囲に、真っ白な鳥のフンが残っているパネルが多くなっていた。

 鳥のフンは、雨によってある程度、洗い流されることもある。しかし、冬は乾燥する日が多く、雨も少ないために、残りやすい(図3)。

図3●パネル上に残る水鳥のフン
冬は乾燥しやすく、さらに残りやすくなる(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

おすすめ