太陽光発電所は、通常、無人であることが多い。しかし、自然豊かな国土を持つ日本では、発電所の周りにも、活発な小動物が生息している。人がいなければ恐れずに入ってくることもある。所内の設備などを損傷したり、悪影響を及ぼす場合がある。
地上を動き回る生き物であれば、高めのフェンスで、ある程度の対策を打てる。しかし、空からやってくる鳥は、防ぎようがない。
鳥によるトラブルとして、太陽光パネルに石を落としてカバーガラスを割ったり、カバーガラスの上に糞を落とすことが知られている。今回は、所内に導入した水道管が損傷した例を紹介する(図1)。