震度7の地震の震源となった断層は、この地域より熊本市寄りに位置する、益城町木山の付近にある(図6)。

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図6●震源付近ではほとんどの建物が倒れたり、潰れたりしている
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図6●震源付近ではほとんどの建物が倒れたり、潰れたりしている
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図6●震源付近ではほとんどの建物が倒れたり、潰れたりしている
益城町木山にて。4月27日に撮影(出所:日経BP)

 震源とされる真上の付近では、とくに大きな被害が生じている様子がわかる。道路は割れて波打ち、ほとんどの建物は倒れたり、潰れたりしている。

 しかし、十数mほど離れると、道路や建物の被害は、こうした場所に比べると、少し軽減しているように見える。大きな被害が生じた中でも、局所的にとくに甚大な損壊や倒壊が生じたことがわかる。