2017~18年にかけての冬は、九州や四国、山陰・山陽から関東甲信越、北陸などの各地で、観測史上でもまれに見る豪雪に見舞われたり、極端な低温が続いたりした(図1)。
こうした想定外の積雪量や寒さによるメガソーラー(大規模太陽光発電所)のトラブルでは、太陽光パネル上の積雪の重さに耐えきれずに、架台が曲がったり壊れたりする被害が起きている(山梨県上野原市の発電所の例、同県北杜市の発電所の例)。
加えて、例は少ないものの、極端な低温が続くことで、パワーコンディショナー(PCS)の稼働が停止するトラブルも起きている。