70MW弱のメガソーラーを擁するクレーン工場に
これによって、大分事業所は、合計出力70MW弱のメガソーラーを擁するクレーン工場となった(図3)。
売電単価は、「大分太陽光発電所」が40円/kWh(税抜き)、「日吉原太陽光発電所」が36円/kWh(同)となっている。
両メガソーラーとも、三井造船は土地を貸すとともに、発電事業者の一角を担っている。「大分太陽光発電所」では、発電事業者となる共同企業体の51%を分担するとともに、「日吉原太陽光発電所」では、特定目的会社(SPC)に20%を出資している。
EPC(設計・調達・施工)サービスとO&M(運用・保守)に関しては、「大分太陽光発電所」では東光電気工事、「日吉原太陽光発電所」では、EPCは三井造船と九電工、O&Mは九電工が担当している。
太陽光パネルは、「大分太陽光発電所」では三菱電機製、「日吉原太陽光発電所」では東芝製、PCSはいずれも東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。
また、両メガソーラーの草刈りなどのO&M業務の一部は、旧・日吉原カントリークラブの運営会社が引き受け、ゴルフ場時代からの従業員が作業している。