国内トップメーカーをリクエスト

 2013年10月の稼働から、約3年経ち、電波の送信にはまったく影響がなく、太陽光発電設備の発電量も順調という。太陽光発電の開始後、送信した電波の状態を関東各地で測定し、影響のないことを確認したという。

 メガソーラーの発電量に関しては、事前の想定を年間210万kWhと見込んでいたのに対し、これまでのところ230万~250万kWhで推移しており、10~20%の上振れとなっている。

 太陽光発電設備の選定では、太陽光パネルなど海外製を推す声もあったが、長期間の発電事業を考え、施工事業者に対し、国産のトップメーカーをリクエストし、パネルは三菱電機、PCSはTMEIC製を採用したという(図8)。O&M(運営&保守)は、モニタリングも含めてNTTファシリティーズに委託し、不具合の未然防止に取り組んでいる。

図8●太陽光パネルは三菱電機、PCSはTMEIC製を採用
図8●太陽光パネルは三菱電機、PCSはTMEIC製を採用
(出所:日経BP)
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