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HOMEエネルギーメガソーラーメガソーラー探訪 > 津波に備え「かさ上げ」、敷地外に非常用分電盤を設置した徳島県のメガソーラー

メガソーラー探訪

津波に備え「かさ上げ」、敷地外に非常用分電盤を設置した徳島県のメガソーラー

埋立地の地盤沈下に対応した基礎の工夫も

  • 加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
  • 2017/02/21 00:00
  • 1/6ページ

 マリンピア沖洲(おきのす)は、徳島市の中心部から東に向かった海上に位置する人工島。吉野川の河口に近い。出力2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「マリンピア沖洲太陽光発電所」(図1)はこの島の一角にある。

図1●出力2MWの「マリンピア沖洲太陽光発電所」
吉野川の河口に近い(出所:徳島県企業局)
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 徳島県の企業局が開発・運営している。廃棄物処理場として使われた後の浄化期間中の土地を有効活用して開発した。

 同県企業局は、電力事業として、これまでに4カ所の水力発電所を建設し、発電事業に取り組むほか、工業用水路(吉野川北岸、阿南)や工業団地の開発・分譲、駐車場などを手がけてきた。

 2013年4月に運転を始めた同発電所は、固定価格買取制度(FIT)を利用して売電している。企業局にとって初めての太陽光発電事業となった。

 東日本大震災に伴う原発事故、電力需給の逼迫、FITによる再生可能エネルギーの導入促進など、国のエネルギー政策が転換期を迎える中、徳島県でも「自然エネルギー立県とくしま」構想を策定した。地域資源を生かした再エネ導入の促進、エネルギーの地産地消、災害に強いまちづくりを、県民、企業、行政が一体となって進めている。

 この構想の実現を加速する取り組みの一つとして、県自らが積極的に再エネを導入することを決め、企業局がメガソーラーを開発・運営することにした。その最初の案件が、「マリンピア沖洲太陽光発電所」となった。

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