2030年に電動車を世界で550万台以上販売し、そのうち電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)を100万台以上とする。そして、2025年頃までにはエンジン専用車をゼロにする──。トヨタ自動車が車両の電動化を加速すると宣言した。エンジン車とハイブリッド車(HEV)にほぼ絞り込んできたこれまでの戦略を改め、2020年以降はEVやプラグインHEVの展開を本格化させる。2017年12月18日に開いた説明会でこう発表したトヨタ自動車副社長の寺師茂樹氏が、報道陣の質問に答える形で同社の電動車戦略を明らかにした。その後編。
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