• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

HOMEエレクトロニクス電子デバイスニュース・トレンド解説 > スマホでシネマ級動画の撮影やAI推論、Snapdragon 845

ニュース・トレンド解説

スマホでシネマ級動画の撮影やAI推論、Snapdragon 845

Snapdragon Tech Summit 2017で詳細発表

  • 小島 郁太郎
  • 2017/12/08 08:30
  • 1/2ページ

 米Qualcomm Technologies社(以下、Qualcomm)のKeith Kressin氏(Senior Vice President, Product Management)らは、ハワイで開催中の「Snapdragon Tech Summit 2017」(12月5日~7日)の2日目の基調講演で、モバイル機器向けプロセッサーSoCのハイエンド製品「Qualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform」の詳細を発表した(ニュースリリースKressin氏のブログ)。2017年1月に発表した、これまでのハイエンド製品「Qualcomm Snapdragon 835」(関連記事1関連記事2)の後継に当たる。

Keith Kressin氏。Qualcommの写真。
[画像のクリックで拡大表示]

 Snapdragon 845は、韓国Samsung Electronics社の10nmプロセス「10LPP」で製造する(関連記事3)。10LPPは、Snapdragon 835の製造に使われているSamsungの10nmプロセス「10LPE」の改良版である。製造プロセスが同じ10nmで最適化されたとの同様に、Snapdragonの基本アーキテクチャーは同じながら各回路ブロックの性能や機能を向上させた。例えば、CPUコアの最大動作周波数はSnapdragon 835の2.45GHz(Kryo 280)からSnapdragon 845の2.8GHz(Kryo 385)に上がった。LTEモデムは「X16」から「X20」に代わり、下り方向の仕様がCategory 16からCategory 18になり、ピーク速度は1Gビット/秒から1.2Gビット/秒に向上した。

Snapdragon 845の機能ブロック図。Qualcommのイメージ。
[画像のクリックで拡大表示]
CPUコア「Kryo 385」の概要。Qualcommのスライド。
[画像のクリックで拡大表示]

 GPUコアは「Adreno 540」から「Adreno 630」に代わり、グラフィックス処理性能は30%向上し、表示スループットは2.5倍になった。また、VR(Virtual Reality)での没入感を向上させる「Room-Scale 6-DoF(6 Degrees of Freedom)」や「SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」に対応する。これで、Snapdragon 845搭載のVRグラスを付けたユーザーが実際の部屋の障害物を避けながら歩くことで、VRグラス中の仮想空間を動くことが可能になるという。

GPUコア「Adreno 630」の概要。Qualcommのスライド。
[画像のクリックで拡大表示]
VR機能が向上し、没入感がアップ。Qualcommのスライド。
[画像のクリックで拡大表示]

おすすめ

あなたにおすすめ