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ニュース・トレンド解説

ツルツルとごわごわが苦手、ランドロイド出荷延期のワケ

  • 吉田 勝
  • 2017/11/28 16:15
  • 1/2ページ

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図1 デモンストレーション後の畳まれたシャツを持つ代表取締役社長の阪根信一氏
 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ (本社東京)は、東京都内で記者発表会を開催し、自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」の技術概要とともに、出荷開始を延期した理由などについて明らかにした。

 ランドロイドは、乾いた洗濯物をボックスに投入すると、画像認識技術や人工知能(AI)、ロボット技術を駆使して、洗濯物の種類を識別し、畳んで仕分けしてくれる家電(関連記事)。2017年度内の出荷開始を予定していたが、同年9月末に2018年度へと出荷延期を発表していた(プレスリリース)。

ツルツルうまくハンドリングできず

 出荷延期を判断したのは、試験を重ねる中で「想像以上に衣類の生地の種類が多く、最近になって滑りやすい衣類、ごわごわの衣類は苦手ということが分かってきた」(同社代表取締役社長の阪根信一氏)から。例えば、冷感が特徴の新素材系の下着のように表面がつるつるして滑りやすい衣類は、たたむ過程でロボットアームが衣類を持ち替える際などに滑り落ちる場合があることが分かったという。人手でもたたむのに力が要るような厚手のジーンズなども苦手。そのためロボットアームおよび他のハードウエア機構も見直しを進めているという。

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図2 出荷延期についての説明
ハードウエアを修正して機能を高めて対応できる衣類などを増やす。その上でソフトのアップデートで継続的な機能強化を図るとしている。
 もともとランドロイドは、インターネット接続を前提にしており、ソフトウエアは随時アップデートすることになっているが、「ハードウエアは最低3年は変更しないつもりで開発してきた」(同氏)。ソフトウエアの更新でAIは強化できるが、それだけでは前述のような苦手な生地の衣類に対応しきれないと判断し、「ハードウエアの一部機能に追加・変更を加えて機能を高めた上で、出荷後にソフトウエアをアップデートして機能強化するという方針にした」(同氏)と出荷延期の経緯を語った。新たな出荷開始時期の詳細は不明だが2018年度後半になる見込み。「何が何でもスケジュールを守り、当初の計画よりも良いものを出していく」(同氏)。

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