イタリアMaserati社の日本法人は2017年11月7日、主力となるスポーツ車「ギブリ」の新型を発表した(図1)。ベース車両に加えて、「グラン ルッソ」と「グラン スポーツ」を用意(図2~5)。安全装備の充実を図り、「レベル2相当」(同社)の先進運転支援システム(ADAS)を搭載したのが特徴だ。

図1 Maserati社日本法人による新型「ギブリ」の発表会
図1 Maserati社日本法人による新型「ギブリ」の発表会
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 ギブリは2013年に発売し、世界累計7万台以上を販売してきた。Maserati社の成長をけん引してきた車両となる。5人乗りのFR(前部エンジン後輪駆動)車である。ベース車両の価格は935万円(税込み)から。

 新型では、同社初となる電動パワーステアリング(EPS)を採用し、「運転しやすい高級車」の実現を目指した。先代モデルに比べて機能を追加した運転支援システムも、その設計思想の表れだ。

図2 ギブリ「グラン ルッソ」、斜め前から
図2 ギブリ「グラン ルッソ」、斜め前から
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図3 斜め後ろから
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図4 ギブリ「グラン スポーツ」、斜め前から
図4 ギブリ「グラン スポーツ」、斜め前から
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図5 斜め後ろから
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