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HOMEエレクトロニクス機器ニュース・トレンド解説 > アマゾンEcho、265種の「日本専用サービス」率い国内上陸

ニュース・トレンド解説

アマゾンEcho、265種の「日本専用サービス」率い国内上陸

  • 内山 育海、内田 泰
  • 2017/11/09 05:00
  • 1/2ページ

 「米国、英国、ドイツ、インドで既に数千万人がAlexa対応デバイスを使っている」

 早くも激戦の様相を呈している国内のAI(人工知能)スピーカー市場に、いよいよ“本家”が参入する。米Amazon.com社は2017年11月8日、「Amazon Echo」シリーズを11月13日の週内に発売すると発表した。Amazon社のクラウドベースの音声対話AI「Alexa(アレクサ)」を搭載し、音声による指示で音楽やニュースの再生、照明などの家電の制御、天気やスポーツの試合結果などを質問したりできる。

 アマゾンジャパンが開催した発表会に登壇したAmazon.com社Amazon Alexa担当Senior Vice PresidentのTom Taylor氏は、冒頭のように競合他社に比べて多くのユーザー、そして外部との連携による多様なサービスを有している優位性を強調した。

 今回の日本参入に際し、Alexa向けに新たな言語処理技術を開発して日本語での音声認識や対話に対応したほか、日本特有の知識を搭載した。例えば、相撲、Jリーグ、J-POP、俳句など日本特有の質問に回答できるという。さらに、Alexaとの対話を通して様々な機能を提供できる「Skill(スキル)」を100以上のパートナー企業が開発し、日本のユーザー向けに265種類のサービスを提供する。

発表会にはAmazon社 Alexa担当のTom Taylor氏(左から2人目)やアマゾンジャパン 社長のJasper Cheung氏(中央)らが登壇した。
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 発売する機種は「Amazon Echo」「Amazon Echo Plus」「Amazon Echo Dot」の3種類で、それぞれデザインや価格が異なるが、Alexaに話しかけて利用できる基本的な機能は同じである。

 基本モデルのEchoは、2014年の「初代」Echoのデザインを一新して2017年9月に発表した第2世代の機種で、内蔵する7つのマイクを用いたビームフォーミングで様々な場所からの音声を聞きとれる「遠隔音声認識技術」を搭載する。

日本で発売するAmazon Echoは、音質などを強化した第2世代である。
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Echoの内部
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 Echo Plusは、Echoにスマートホーム向けの連携機能を追加した上位機種。筐体のデザインは初代Echoと同じだが、新たにZigBee対応製品と接続できるようにした。現時点ではオランダRoyal Philips社のスマートLED照明「Hue」に対応するという。発表会ではHueをコンセントに差すだけで、Echoがそれを検出してクラウドに登録し、後は声で制御できるというデモを披露した。

Amazon Echo Plusは、スマートホーム向けの機能を搭載する上位機種。
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 Echo Dotは、EchoやEcho Plusよりも小型な廉価版の機種。内蔵スピーカーはスマートフォンに搭載されるものよりも安価であり、音質を気にしないユーザーが1部屋に1台ずつ設置して利用することを想定する。外部スピーカーに接続することも可能だ。

Amazon Echo Dotは、手のひらサイズの安価な機種で、「1部屋に1台」の利用を想定する。
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 いずれも2017年11月8日に予約申し込みを開始した。販売価格は税込みでEchoが1万1980円、Echo Plusが1万7980円、Echo Dotが5980円。「Amazonプライム」会員向けには、2017年11月19日までの期間限定でEchoを7980円、Echo Dotを3980円と割引価格で販売する。

日本で販売開始するEchoシリーズの税込み価格。
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