税別で600円からの「Raspberry Pi Zero」(ラズパイZero)シリーズ。これをパソコンやサーバーとして使ったり、電子工作に活用したりするのに必要な機材を組み合わせていきましょう。どこで買えるのか。必須といえる周辺機器は何か。上位機種のRaspberry Pi 3(ラズパイ3)と比べながら、機材の準備を進めましょう。 (高橋 秀和=ITpro)
600円台で買えるパソコン──。「教育用のPCを安価に提供する」という理念の下に生まれたPCボード「Raspberry Pi」(ラズパイ)のエントリー製品となるのが「Raspberry Pi Zero」(ラズパイZero)です(図1)。5ドルの値付けをそのままに、2017年2月24日に600円(税別)からの価格で日本上陸を果たしました。1000円の壁を打ち破った、Linux OSが動くPCの国内デビューです。さらに7月中旬には、無線LAN/Bluetooth付きの「Raspberry Pi Zero W」(ラズパイZero W)も1200円(税別)で発売されました。