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ニュース・トレンド解説

3割静かな冬用タイヤ、ブリヂストンが開発

耐摩耗性能は2割向上

  • 窪野 薫
  • 2017/08/01 09:00
  • 1/3ページ
 ブリヂストンは2017年7月下旬、静粛性を先代モデル比で31%向上させた冬用タイヤを同年9月1日から発売すると発表した(図1、2)。同社が新型品で目指したのは”総合的”なタイヤ性能を高めること。静粛性の向上に加えて、従来品から22%摩耗しにくくして経済性を改善した他、氷上での制動能力を10%高めた。

図1 ブリヂストンの新冬用タイヤ発表会の様子、登壇したのは女優の綾瀬はるかさん
[画像のクリックで拡大表示]

 製品名は「BLIZZAK VRX2」。同社が1988年から発売する「BLIZZAK」シリーズの最新モデルだ。先代モデルからは4年ぶりの刷新となる。

 ブリヂストン執行役員で消費財タイヤ開発担当の井出慶太氏は「制動能力だけに特化した冬用タイヤでは消費者の満足を得られなくなってきた。静粛性や耐摩耗性などに消費者のニーズが移り変わっている」と分析する。

図2 新冬用タイヤ発表会の様子2
[画像のクリックで拡大表示]
 新開発した冬用タイヤは消費者のニーズに応えるため、静粛性や耐摩耗性、制動能力を向上。中でも今回ブリヂストンは静粛性に着目して31%向上している。

 静粛性改善のカギは、タイヤ接地面の溝形状の変更である。一般的に冬用タイヤは夏用タイヤに比べてゴムが柔らかく、およそ160〜200Hzの低中周波数帯域のノイズが発生しにくい特徴がある。

 一方で、それ以上の高周波数帯域でノイズ発生が大きくなるという課題があった。氷上性能を発揮させるために、タイヤの回転方向に対して横方向の溝が夏用タイヤよりも大きくなるためである。

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