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ニュース・トレンド解説

インテルやインフィニオンがタッグを組む謎の照明ベンチャー

次世代街灯がスマートシティのインフラに

  • 根津 禎
  • 2017/07/10 05:00
  • 1/3ページ
左がeluminocity社のTobias Steger氏、右がInfineon社のAdam White氏
中央が、eluminocity社のスマート街灯。左がeluminocity社のTobias Steger氏、右がInfineon社のAdam White氏
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 電気自動車の2次電池を充電しながら、駐車場の空き状況を調べつつ、空気の汚染状態を測定したり、周囲の安全を監視したりする。そんな機能を備えた次世代のLED街灯を手掛けるベンチャー企業がある。それが、独eluminocity社(本社ミュンヘン)である。同社は、独Infineon Technologies社や米Intel社といった大手半導体メーカーとタッグを組みながら、「Smart Street Lights(スマート街灯)」の試験導入を世界中で進めている。

 Infineon社が手掛けるセンサー類やセキュリティーチップ、マイコン、パワーデバイスと、Intel社が手掛けるアプリケーションプロセッサーや移動通信用モデム、クラウド技術などをeluminocity社が統合し、スマート街灯に仕立てる。そして、同街灯から得られる各種データを分析して、街の状況を把握できるようにする。いわば、「街の心拍(Heartbeat of the city)」(eluminocity社 General Manager EuropeのTobias Steger氏)を測定するシステムである。

 eluminocity社だけでなく、スマート街灯に対するInfineon社の期待は大きい。同社 WW Sales, Marketing & Distribution, Power Management & Multimarket, Senior Vice PresidentのAdam White氏によれば、今回のようなスマート街灯の市場は、出荷台数ベースで年間35%以上のペースで急成長するという。2020年には17億台に達すると予測する。

 スマート街灯が備える、街中のEV用充電器やLED照明の市場も急速に成長するとみる。eluminocity社の調べによれば、2016年に両市場合わせておよそ40億米ドルだったのが、2020年には100億米ドルに達するとみる。

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