JAIA(日本自動車輸入組合)が2017年2月に実施した輸入車試乗会。ことしは70台を超える車両が勢ぞろいした。日経Automotive編集部は5人が参加し、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や車線維持機能を中心に、各車をチェックした。今年から異動した元編集長のHと、昨年入社した新人記者のKが試乗して自動運転技術をチェック。試乗の様子をレポートします。

 特に印象的だったのが、米Tesla社の「モデルS」です(図1)。先に試乗したNさんが、「オートパイロット」の機能を説明してくれます。

図1 Tesla社の「モデルS」
図1 Tesla社の「モデルS」
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N:ウインカーレバーの下にある小さいレバーを2回手前に引くと、オートパイロットが働きますよ。車間の調整はレバーの先端にある丸い部分を回転させます。あと、車速の設定はレバーの上下でできます。最後にもう一つ、オートパイロットが働いている状態でウインカーレバーを操作すると自動で車線変更します。

H:ホー、自動で車線変更ですか。Daimler社の「メルセデス・ベンツEクラス」で体験したけど、やはり違うのかな。これは楽しみだ。