SUBARU(スバル)は2018年2月8日、2017年度第3四半期(2017年4~12月)の連結決算を発表した。世界販売台数は前年同期に比べて1万6100台増加の80万1900台となり、第3四半期累計の実績としては6年連続で過去最高となった。

 主力市場の米国は、同7800台増加の50万9100台である。新プラットフォーム「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」を適用した「インプレッサ」や「Crosstrek(日本名:XV)」の販売が好調だった。日本の販売台数は同1万3300台増加の11万8800台。米国と同様にインプレッサとXVがけん引した(図1)。

図1 2017年度第3四半期累計の世界販売台数
図1 2017年度第3四半期累計の世界販売台数
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 2017年度通期(2017年4月~2018年3月)の世界販売台数は、前年度に比べて2500台増加の106万7100台を見込むが、前回計画に比べると900台の減少になる。米国は前回計画に比べて3300台増えるが、中国の販売台数が前回計画より3500台減って2万6300台にとどまることが響く。日本も16万5200台と、前回計画より1400台減る(図2)。

図2 2017年度通期の世界販売台数計画
図2 2017年度通期の世界販売台数計画
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