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HOME新産業IoTニュース・トレンド解説 > 分解:Amazonダッシュボタン、500円ではあり得ない高機能

ニュース・トレンド解説

分解:Amazonダッシュボタン、500円ではあり得ない高機能

Cortex-M4コアのMCU搭載、無線LANとBluetoothに対応し、TLSで通信

  • 新里 祐教=GMOインターネット 特命担当技術分析官
  • 2017/02/13 05:00
  • 1/5ページ

出典:日経NETWORK、2017年2月号、pp.52-56(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 アマゾンジャパンは2016年12月5日、「Amazon Dash Button」(以下Dash Button)を発売した▼(図1)。ボタンを押すだけで自動的に無線LAN経由でインターネットに接続し、Amazon.co.jpに商品を注文するデバイスである。利用者は「Amazonプライム」会員に限られている。Dash Buttonは500円で販売されているが、初回注文時に500円の割り引きが適用されるので、実質無料で利用できる。

図1 Amazon Dash Button
注文する商品ごとにAmazon Dash Buttonを購入する。価格は500円で、初回の商品購入時に購入金額から500円差し引かれて実質無料になる。
[画像のクリックで拡大表示]

 ボタン型のデバイスが無線通信でインターネットにつながり、Webアプリと連携してサービスを提供するDash Buttonの仕組みは、まさにIoT▼システムの典型といえる。このDash Buttonが、IoTデバイスとしてどのようにデータをやり取りしているのか。以下では、Dash Buttonを使った商品注文の操作を試すと同時に、そのハードウエア構成や通信パケットも見ていこう。

500円では買えないスペック

 筆者が実際に購入したDash Buttonを分解して基板を確認したところ、ハードウエアは非常に高スペックだった(図2)。化粧箱とボタン本体を含めて、実質無料で配布しているとは思えないレベルである。

▼発売した 米国では2015年から販売されている。

▼IoT Internet of Thingsの略。

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