神戸製鋼所に端を発し、三菱マテリアルや東レの両子会社へと続いた品質データ偽装問題。日本企業の品質の信頼性を揺るがす大きな問題に発展している。氷山の一角とも言われており、多くの日本企業にとって品質管理や保証体制の見直しや対策は喫緊の課題だ。こうした一連の品質不正が起きる背景に「ばらつきに対する理解不足がある」と指摘するのが、「技術者塾」において「世界で戦える工場マネージャー養成講座」の講座を持つ、ジェムコ日本経営本部長コンサルタントの古谷賢一氏だ。ばらつきの理解不足がどのように品質不正問題につながるかについて、事例を踏まえながら前・後編に分けて解説する。まずは前編で、生産現場が品質不正に向かう理由を取り上げる。

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