ニュース・トレンド解説
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ファナックが協働ロボットのライフロボティクスを買収
ファナックは、協働ロボットのベンチャーであるライフロボティクスの全株式を取得し、買収したと発表した。ライフロボティクスは、肘関節がなく伸縮式の機構を持ち省スペースに設置できるロボット「CORO」を手掛ける。
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スバル、世界販売は過去最高でも中国は蚊帳の外
SUBARU(スバル)は2018年2月8日、2017年度第3四半期(2017年4~12月)の連結決算を発表した。世界販売台数は前年同期に比べて1万6100台増加の80万1900台となり、第3四半期累計の実績としては6年連続で過去最高となった。
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「米国市場の見通しは楽観的だった」、日産常務の田川氏
「米国の販売台数を増やすためにインセンティブ(販売奨励金)を使いすぎた。今後は減らさなければならない。既に実行に移している」──。日産自動車常務執行役員の田川丈二氏は、2018年2月8日に開いた2017年度第3四半期(2017年4~12月)の決算会見でこのように述べ、米国事業の進め方を見直す意向を示…
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プリント基板業界にカイゼンの波、同業者でも現場見せ合う
プリント基板など電子回路業界の業界団体である日本電子回路工業会(JPCA)は、「第1回JPCAものづくり大賞」を発表した。競合する同業界の企業同士で協力して改善活動を進める例は珍しいという。
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クルマの動きをLEDアニメで車外に事前アピール、三菱電機
三菱電機のデザイン研究所は、クルマのボディーに埋め込んだLEDを使って、クルマの動きを路面にアニメーション表示することで、周辺の歩行者や車両に注意を促す技術を開発した。2018年2月8日に神奈川県にある同研究所で報道機関向けに、今回開発した技術のデモンストレーションを行った。
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三菱電機、AIとノウハウの連携で、産業ロボを実時間制御
三菱電機の情報技術総合研究所は、深層強化学習したDNN(Deep Neural Network)とこれまで培ってきたノウハウを併用することで、産業用ロボットをリアルタイム制御する技術を開発した。2018年2月8日に神奈川県にある同研究所で報道機関向けに、今回開発した技術のデモンストレーションを行っ…
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東北大、分野横断型の高等大学院を創設へ
東北大学総長の里見進氏は2018年2月2日、日本で初めて「分野横断型の高等大学院」を同大に創設すると発表した。同大が都内で開催した「東北大学災害復興新生研究機構シンポジウム」の国立大学法人としての東北大の将来構想に関する同氏の講演「震災復興を越えて創造と変革を先導する指定国立大学へ」で明らかにしたも…
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なぜ現場が不正に走ったのか、三菱マテリアル社長の回答は?
新たに子会社3社で品質データ偽装問題が発覚
品質データ偽装問題で原因究明の調査を進めている最中の三菱マテリアルで、新たに子会社3社が品質データ偽装問題を起こしていたことが発覚した。三菱アルミニウム(本社東京)と、立花金属工業(本社大阪市)、ダイヤメット(本社新潟県新潟市)の3社。三菱伸銅(本社東京)と三菱電線工業(本社東京)に続いて、三菱マ…
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2035年の自動車業界、「利益の4割は新規事業から」
BCG社が予測
経営コンサルティング会社の米Boston Consulting Group(BCG)社は2018年2月8日、電動化や自動運転化、サービス化が進む自動車業界の構造変化について説明した。
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トラブル防止に一手、田園都市線のケーブル夜間点検を公開
2017年に発生した2回の停電を受けて作業内容を改善
東京急行電鉄は2018年2月7日、田園都市線渋谷駅付近で線路沿いのケーブルに対する夜間点検作業を報道陣に公開した。主な点検対象は、駅設備や信号設備などに送電する高圧配電ケーブル、変電所から電車に電力を供給するき電ケーブルなどである。同線では2017年に2回停電トラブルが発生した。今後のトラブルを防ぐ…
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日本ユニシス、STAMP手法でIoTシステム事故を防止
最新の安全解析手法を利用する研究成果などを「R&D見本市」で公表
日本ユニシスは2018年2月2日に開催した報道機関向けの「総合研究所R&D見本市」を開催。製品・システム開発などへの応用を見込んだ最新の研究を紹介した。IoT(Internet of Things)システムを対象に、最新の安全解析手法STAMP/STPAを改良して適用する試みもあった。
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スーパーSUV「ランボルギーニ・ウルス」、日本初披露
顧客層の拡大狙う
イタリアLamborghini社の日本法人であるランボルギーニ・ジャパンは2018年2月6日、スーパーカーとSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)を融合させた「ランボルギーニ・ウルス」を日本で初披露した。
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トヨタ、主力の米国市場で前年並みの販売を目指す
「2018年の新車市場は縮小するが、当社は前年並みの240万台の販売を目指す」──。トヨタ自動車専務役員の白柳正義氏は、2018年2月6日に開いた2017年度第3四半期累計(2017年4~12月)の決算会見で、節目を迎えた米国における販売計画を明らかにした。
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元Intel社長が率いる米Ampere、サーバー向けArm MPU発表
スタートアップ半導体メーカーの米Ampere Computing社は、最初の製品として、サーバー向けのArmアーキテクチャーの64ビットMPUを発表した。CPUコアはArm v8アーキテクチャーを採り、同社が独自に回路設計している。
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日産車の販売が回復、1月の新車販売ランキング
日産車の販売が回復してきた。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2018年2月6日に発表した同年1月の車名別新車販売台数によると、日産自動車の軽自動車「デイズ」が2位、小型車の「ノート」が3位だった。
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ライザップ×ソニー、ITでゴルフスコアに「コミット」
「スポーツ×テクノロジー」で目標達成にコミット――。ダイエットなどボディーメークの分野で約10万人の顧客を抱えるRIZAP(ライザップ)グループが、ビッグデータ解析やAI(人工知能)など先端テクノロジーを活用したスポーツ分野での取り組みを本格展開する。その第1弾として、ゴルフレッスン「RIZAP G…
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「台風発電」のチャレナジー、大型機の実証試験開始へ
「調達した資金を基に10kW機の実証試験を始めます」(チャレナジー代表取締役の清水敦史氏)――。台風を利用した風力発電を目指すチャレナジー(本社東京)は、三井住友海上キャピタル(本社東京)とTHK、ベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」から第三者割当増資による資金調達を2018年2月2…
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トヨタ、通期の業績予想を上方修正も「評価はバツ」
2017年度第3四半期決算から
トヨタ自動車は2018年2月6日、2017年度(2018年3月期)通期の連結業績見通しを上方修正したと発表した。
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三菱電機が新型アレーアンテナ、コスト1/50も視野に
三菱電機は2018年2月6日、新方式の準ミリ波帯向けアレーアンテナ「REESA」を開発したと発表した。
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電動化を好機に、攻勢かけるゴムメーカー
東洋ゴム工業の技術担当役員に聞く
「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」ブランドで認知度が高い東洋ゴム工業は、きたる電動化の時代に備えて電気自動車(EV)向け部品の研究開発を強化する。手始めに2018年1月下旬、スポーツ型EVを手掛ける京都のベンチャーGLMとの共同開発を発表。次の一手に出た。開発陣を率いる常務執行役員技術統括部…