筆者は普段、編成長として日経テクノロジーオンラインのシステム関連の運営やメンテナンス、機能追加などを主な業務としています。いわば中の人なのですが、今回編集部でこの1年を振り返る企画をやっておりますので、せっかくの機会なので、この1年で日経テクノロジーオンラインのWebサイトがどのように変わったのか、ご紹介しようと思います。
最も大きな変化が4月21日のサイトのリニューアルでした（トップページ）。お薦めの記事が目立つように、写真を大きくしてスライドするというダイナミックな動きのあるトップページに変更しました。昨今はパソコンやノートも横長の画面が主流になっていますので、少しでも情報を大きく表示できるよう、全体の横幅も広げています。
左側にあるトップページや、記事ページの左側にある、検索や印刷などのメニュー項目もいつでも使えるように、記事のスクロールに追随するようにしています。記事へのコメントの投稿や、ためになったなどの記事評価もこのメニュー部分に集約してあります。記者の励みや気づきになりますので、ぜひ記事への感想や評価などをつけていただければと思います。
さらに大きな変更が、記事の下に今見ている記事に関連している記事を続けて表示する機能の追加です。これまでは関連記事の表示はリンクをクリックする必要がありましたが、記事をスクロールするだけでどんどん関連する記事を読めるようにしてます。記事の下まで来ると、「次の関連記事」というバーが下から表示されます。興味を惹かれる内容の記事が出たら、ぜひそのまま下へ下へ読み進めてみてください。
今回のリニューアルでは、日経テクノロジーオンライン有料会員向けのトップページも新たに追加しました。有料会員サービスは手前味噌で大変恐縮ですが、大変お得なサービスになっていますので、紙よりもネットやデジタルで十分という方はぜひ、入会をご検討ください（有料会員の詳細はこちら）。
有料会員サービスの大きな特徴が、日経エレクトロニクス、日経ものづくり、日経Automotiveの3誌がWeb上で読み放題なことです。トップページからは3誌の最新号やバックナンバー単位で閲読できるだけでなく、テーマ別に横ぐしを刺すようにして、記事をまとめて読むこともできます。もちろん、検索すれば気になるキーワードで3誌をまとめて調べることも可能です。
各雑誌のトップページも刷新しました。最新号などの目次が確認できるだけでなく、その雑誌の過去の特集や解説、ニュースなどをまとめて読むことも可能です。紙ではできなかった使い方で必要な情報を素早く集めて、ぜひお仕事にご活用ください。
あまり知られてはいないのですが、有料会員サービスでは先の技術系雑誌3誌に加え、日経コンピュータや日経パソコン、日経NETWORKなどIT、パソコン系の雑誌合わせて10誌分の記事PDFを毎月100ページダウンロードできます。各誌の特集や解説だけでなく、技術講座や入門講座なども読めますので、さまざまな知識を深めるのに非常に有益です。検索は、どなたでもできますので、どのような記事があるのかぜひ確認してみてください（PDF検索ページはこちら）。
そして、7月11日はセミナー、専門書籍など一部残っていたページのリニューアルを実施しました。PC向けページはこれで一通りのリニューアルは完了です。これもあまり知られていませんが、有料会員向けに提供している「半導体関連データ」のページもリニューアルしました。世界の半導体市場の製品、地域別の出荷額や半導体デバイス価格の推移、主要半導体メーカーの業績推移などが確認できます。半導体関連のデータをお使いの際にはぜひご確認ください。
PCに続いて、スマートフォン（スマホ）用ページも8月26日にリニューアルしました。PC用ページをベースにして、こちらもメニューを変更するなど、使いやすく見やすくしたつもりです。スマホ用の有料会員向けページも用意しています。記事の下に関連記事を続けて表示する機能なども同様に使えます（一部の機種では動作しません）。通勤や外出時の情報収集では、ぜひスマホで日経テクノロジーオンラインをチェックしてみてください（スマホ向けトップページはこちら）。
2017年もより使いやすく、便利になるように、デザインの見直しや機能強化などを進めていくつもりです。今後も、日経テクノロジーオンラインを、どうぞよろしくお願いします
