「対話の中でも“雑談”が一番難しい」――。AI(人工知能)を用いた対話システムや関連製品の開発者たちが、口をそろえて言う言葉だ。雑談を含む「自然な対話」ができる人工知能を実現するカギは何か、対話AIは今後どのように進化していくのかについて、NTTドコモの音声エージェント「しゃべってコンシェル」の対話エンジン開発などを手掛けてきたNTTの東中竜一郎氏に聞いた。東中氏によれば、実はこの課題を解決する「日本ならでは」の要素が身近なところにあるという。
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