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スポーツIT革命の衝撃

「飛距離アップ」実現へ カシオ、スイング分析センサー

2017/11/28 05:00

森元 美稀

出典: 日経テクノロジーオンライン、2017年11月22日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 カシオ計算機は、スイング時の腰の動きと回転スピードを計測するゴルフ用ウエアラブルセンサー「HIP SPEEDER CMT-S10GSET」を2017年12月15日に発売する(ニュースリリース1)。

「HIP SPEEDER CMT-S10GSET」(写真:カシオ計算機)
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 同社は2016年に、加速度センサー、方位センサー、ジャイロセンサーを搭載し、3方向(前傾・回転・水平)の角度が計測できるゴルフ用ウエアラブルセンサー「CMT-S10G」を発売している。今回のCMT-S10GSETは、CMT-S10Gの飛距離アップにつながる計測項目を拡充した。なお、CMT-S10Gについてもファームアップによって同様の機能が使えるようにする。

「EXILIM Connect for GOLF」の画面例(写真:カシオ計算機)
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「EXILIM Analyzer for GOLF」の画面例(写真:カシオ計算機)
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 併せて、専用のスマートフォン向けアプリケーション「EXILIM Connect for GOLF」と「EXILIM Analyzer for GOLF」も機能をアップデートする。EXILIM Connect for GOLFは、腰の動きと回転スピードを数値やグラフで表示するほか、推定飛距離を示す「ポテンシャル飛距離」やスイングに対する評価スコアを算出する。EXILIM Analyzer for GOLFは、保存した計測データを比較したり、回転スピードの推移を確認したりできる。

 CMT-S10GSETの開発にあたり、同社では数百のスイングを計測し、監修を務めるプロゴルフコーチの花ケ崎光弘氏と分析を重ねた。その結果、スイングには大きく3つのレベルがあることが分かったという。

「ふた山型」に近づくと飛距離が伸びるという(写真:カシオ計算機)
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 アプリが作成する腰の動きと回転スピードのグラフの形状から、腰がスムーズに回転していない「山脈型」レベル、回転が遅い「ひと山型」レベル、理想的な「ふた山型」レベルである。グラフの形状がこの「ふた山型」に近づいてスイングが上達するよう、花ケ崎氏による解説「飛距離アップメソッド」をまとめた活用ガイドも同梱する。

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