記事一覧

スポーツIT革命の衝撃

ボディビルダーも一押し、激しい動きで外れにくいイヤホン

2017/10/11 05:00

宇野 麻由子

出典: 日経テクノロジーオンライン、2017年9月13日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 肉体感覚が鋭いボディビルダーのお墨付きを得た無線イヤホンが登場した。オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、激しい動きでもフィット感が高く、トレーニング時の音楽再生に向くとする無線イヤホン「E7wireless」(SE-E7BT)を2017年10月上旬に投入する。左右が連結しているタイプで、IPX4対応の防沫仕様。オープン価格で、実売想定価格は8500円前後だ。

 今回の製品発表と同日の2017年9月12日、米Apple社が新型iPhone「iPhone X」と「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」を発表した。イヤホン・ヘッドホン業界では「iPhone買い替え時がイヤホン買い替え時」とされ、需要が増加するタイミングとされている。特に無線イヤホン/ヘッドホン需要はさらに拡大すると見られており、今回の製品もこうした需要を狙うと見られる。

中央がボールジョイントを使い、フィット性を高めつつトレーニング向きの“アガる”音質を実現した無線イヤホン「E7wireless」(SE-E7BT)。同時に発表した「E5」(SE-E5T)は「E7wireless」と同様の機能を備える有線タイプ。「CL5wireless」(SE-CL5BT)は通勤通学から軽いトレーニング用途を想定した無線イヤホン(左右連結型)
[画像のクリックで拡大表示]

 今回の製品は、イヤホンの基本機能である「いい音の提供」に加えて、スポーツ時の装着など使い方にこだわって開発したとする。激しい動きでも外れにくい「3D Active Fit」構造を採用した。本体にボールジョイントを組み込んだもので、事実上の前機種とする「SE-E721」でも同様の技術を採用していた。当時、エクストリームスポーツを想定して採用したところ海外を中心に好評だったため、今回の製品で改良した構造を採用したという。ユーザーの耳の形状、耳穴の角度に合わせてインナー部分の角度が変わるため、フィット性が高められる。また、人間工学に基づいたイヤーフックと、構造・素材の見直しによる従来製品比40%減の軽量化により、装着感を高めたとする。

発表会は、オンキヨー&パイオニア イノベーションズ 代表取締役の宮城謙二氏(スーツ姿の男性)に加えて、現在コラボレーションを進めるボディビルを中心とするフィットネスクラブ、ゴールドジムのトレーナーらも参加した。ミュージシャンなど音楽関係者と行うのが普通で、今回の製品は新市場に向けての注力製品とアピールする。今回のイヤホンを掛けている中央のボディビルダー(上半身裸の男性)はゴールドジムの運営会社であるTHINK フィットネス フィットネスプロダクツ事業部の佐藤貴規さん。2017年日本クラス別選手権大会 男子ボディビル75㎏以下級で優勝しているが、普段はトレーナーではなく“事務”仕事に従事しているという。女性は同 女子フィジーク163㎝以下級で優勝した澤田めぐみさんで、ゴールドジム渋谷東京のトレーナー
[画像のクリックで拡大表示]

日経テクノロジーオンラインSpecial