圧倒的に多い「人体」の可視化
出展した多くの企業が取り組んでいるのが、「スポーツの可視化」である。
スポーツの可視化には2種類ある。アスリート個人の動きや体の状態を可視化するものと、「stats(statisticsの略、スタッツ)」と呼ばれる、試合の統計データを分かりやすく示すものだ。
このうち展示が多かったのは、圧倒的に前者の「人」を対象にしたものである。
動きの可視化では、ゴルフのスイングやスノーボード(日本のCerevo)、サーフィンやサーフボード(米Xensr社)、野球のバットスイング(米Easton Baseball/Softball社)、テニススイング(米Turningsense社)など、フォームの矯正につなげるものが多い(写真4~5)。