発売前のヘッドマウントディスプレー(HMD)「PS VR」を、開発者自らが分解してくれた。まずは映像を表示するフロント部を解体していく。

 中から現れたのは、5.7型、1920×1080画素の有機ELパネルやレンズをはじめ、メーン基板やLEDを実装したフレキシブル基板である。専用カメラでLED光を捉えて演算し、その結果を基に装着者の頭の位置や動きを推定する、いわゆる「ヘッドトラッキング機能」だ。内部には、同機能の精度を高めるために、LED光を均一にする部品もある。

 内部構造だけでなく、開発者の分解作業の手際の良さにも注目していただきたい。

動画3、いよいよ分解
動画撮影・編集:稲垣純也

・その4につづく