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オムロン、加速するIoT経営

 小さなボールの方向や強さを即時に感知し、的確にボールを打ち返す―。オムロンが開発した「卓球ロボット」。国内最大の家電関連展示会「CEATEC JAPAN 2017(テクノロジーオンラインで速報中)」を始め、国内外の展示会などで展示され大きな話題を集めるこのロボットは、オムロンの世界最先端のセンシング技術を象徴する存在だ。

今年4月、ドイツで開かれた展示会「Hannover Messe 2017」に登場したオムロンの卓球ロボット

 センシングは今や急激に拡大するIoT(モノのインターネット)の中核を成す技術。オムロンは自らIoTの先進活用をけん引し、センシング技術の用途の幅を広げる。自社の生産現場では、設備の稼働状況を記録した「製造ビッグデータ」を、生産改善や品質革新、故障の予兆保全などにつなげる。また「オープンイノベーション」の取り組みも本格化。顔認証技術やヘルスケアのデータを他社と“共有”し、多様なニーズに応えるアプリやソリューションの開発につなげる。

 IoTの先端を走るべく、挑戦を続けるオムロンの最前線に迫った。

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