(前回はこちら)
あっさりとiPhone 6sの本体を開けた。さあ、内部の部材を取り出そう。まずは2次電池から。時間がないので、電池と筐体の間にマイナスドライバーを入れる。が、手元が狂い、電池に刺さる。すると火花が散り、いやーなにおいがしてきた。火花が散ったり、煙が出たりする電池のトラブルはもはや恒例行事。もちろん丁寧に作業すればこのようなことはないが、時間が惜しい。
気にすることなく電池を外し、次は電池下にある「Taptic Engine」と呼ぶ振動デバイスを外す。続いて、本体の右下部分にあるスピーカー部分と右上にあるカメラモジュールを取り出す。そしてメーン基板の取り出し作業にかかる。ネジを外してからゆっくりとメーン基板を取り出す。
メーン基板上はシールドだらけで、実装されている部品類がよく見えない。そこで、シールドを外した。